こんにちは、デザイナーTです。
だいぶ間が空いてからのブログであり、前回に続き旅行の話になりますが、
今回はアジア方面で、2013年に行ったベトナムの話を書きたいと思います。
ベトナムは前から興味があって行ってみたいと思っていた国の一つで、
友人がベトナムで働いているということもあり、夏に観光でいきました。
滞在は3日ほどと短めで、訪れた都市はハノイとハロン湾の2カ所です。
■ハロン湾『ハロン湾(ハロンわん、ベトナム語: Vịnh Hạ Long / 泳下龍)は、ベトナム北部、トンキン湾北西部にある湾。漢字表記は下竜湾。クアンニン省のハロン市の南に位置し、カットバ島のほか大小3,000もの奇岩、島々が存在する。伝承では、中国がベトナムに侵攻してきた時、竜の親子が現れ敵を破り、口から吐き出した宝石が湾内の島々になったと伝えられている。 カットバ島以外の島は現在は無人だが、約7,000年前の新石器時代にはわずかに人が住んでいた。また、数世紀前までは海賊の隠れ家として利用され、また モンゴル帝国の侵攻の際には軍事的に利用された。彫刻作品のような島々の景観は、太陽の位置によって輝きが変化し、雨や霧によってまた趣のある雰囲気を醸し出す。 地質学的には北は桂林(中国広西チワン族自治区)から、南はニンビンまでの広大な石灰岩台地の一角である。石灰岩台地が沈降し、侵食作用が進んで、現在の姿となった。1994年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録。ユネスコが支援するフランスのNGO世界で最も美しい湾クラブにも加盟している。』(wikipedia)
直行便で6時間ほどのフライトで、ハノイにあるノイバイ空港に着きます。
ベトナムの9月の気候は日本と同様、いえそれ以上にとても蒸し暑かったです…。
ガイドブックに書いていたり、人から聞いていた通り、
バイクがたくさん走っていたというのがとにかく印象的でした。
何より驚かされたのは、2人乗りなんてのは序の口で、
3~5人乗りというのも良くみかけました。
乗る体勢も個性的な人が多く、例えば母親が運転する後ろの座席で、
子供がのけぞるようにして爆睡、という光景も見かけました(笑)
よく平気で運転できるなと、見ている側としてはヒヤヒヤものですが、
慣れているのかそれが普通なのか、
ベトナムでは割と日常的で、当たり前のようです。
ベトナム人にとって大切な移動手段となっているようです。
まずは空港からタクシーでハノイの中心地にあるホテルまで向かいます。
その途中、日本の企業もたくさん進出していることもあって
日本企業の看板をそこかしこに見かけます。
畑の景色が広がっていたりと、ちょっと日本にも似ていて、
どこか懐かしい感じがします。
ハノイの中心地に着くとバイクに乗る人たちの密度が一段と増えます。
信号や横断歩道がほとんど無く、現地の人たちはうまいこと
タイミングを見計らいながら渡っているのですが、こちらは慣れるまで大変です。
初日はハノイからバスでハロン湾に向かいます。
ハノイからは3時間ほどかかるのですが、道はガタガタではないものの、
時間がそれなりにかかるのと、バスの乗り心地があまりよくないせいか、
けっこう体力を奪われ、着いた時は疲労困憊でした。
そうしてやっと現地に着くと、湾にはたくさんの船がとまっていて、
なかなか壮観な景色でした。
その日泊まるホテルを歩いて探していると、
バイクに乗ったおっちゃんがバイクで案内してくれると言うので、
疲れていなければ断るところですが、ありがたく後ろに乗せてもらいます。
話を聞くとこの人はホテルのオーナー?のような人で、
ハロン湾のクルーズのチケットの手配や
街のホテルを紹介してくれたりと親切な人でした。
いくつかあたったホテルの中からこの日は
湾沿いにあるホテルにチェックインしまして、
翌日のハロン湾のクルーズに備えます。
今回は1~2時間ほど周遊するものでしたが、船上で宿泊する
プランもあるそうです。
ベトナムといえばフォーだろうということで、
夕食は鶏肉や野菜など、食材を自分で選べるフォーの屋台で食べたのですが、
これがめちゃくちゃ美味しく、海外で食べた食事ではベストスリーに入ります!
さっぱりしていて食べやすく、同じ物をおかわりをしたほどです。
そして翌日、天気は曇りながらも、
なんとか雨も降らずにすみ、船に乗ってハロン湾を楽しみます。
船は40~50人ぐらいが乗れる船だったでしょうか、
観光客やベトナム人の大学生などが乗っていたのですが、
天気が晴れていないとはいえ、中国の水墨画にでてきそうな風景が
360°広がっていて見応えがありました。
途中、小さな島にある洞窟を見学することもできます。
船上ではハロン湾で真珠を養殖しているのか、ガイドが各席に販売しにきますが、
誰も買う様子はなく、こちらもそのつもりはないのでスルーします。
その後ホテルに戻り、1泊して再びハノイに戻り、色々と見てまわります。
ただこの日はすごい雨で大変でした。
この日見た中でよく覚えているのがハノイ市内の中心地にあるタンロン遺跡です。
■タンロン遺跡『2003年からベトナムの首都、ハノイで発掘された遺跡群。タンロン(昇龍)はハノイの旧称。1010年から1804年までほぼ一貫してベトナム諸王朝がここに都を置いたため、各時代の遺跡が重なっているのが特徴である。2010年8月にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。』(wikipedia)
ベトナム人と日本人はぱっと見た感じは似ているので、
結構とけ込んでいるつもりでいたのですが、
時々街を歩いていると「ジャパニーズ!!」とか言って話しかけられます。
日本で街で見かける中国、韓国の人を見てなんとなく分かるように、
やはり雰囲気とか格好などでベトナムの人も分かるのでしょうね。
滞在最終日はホーチミン廟などを見つつ、街を散策して夜の飛行機で帰国。
■ホーチミン廟『2年の歳月をかけて建てられ、1975年9月2日に完成した。一年中冷房の効いた内部の部屋に永久保存処置を施されたホー・チ・ミンの遺体が安置されている。廟の中はベトナム人民軍の軍人により警護されており、私語厳禁で立ち止まることは許されない。廟の中では撮影禁止となっているが、マナーモードになっている状態の携帯とカメラは持ち込みが可能。ホー自身は、存命中に自己顕示的行動に及ぶことはほとんどなく、その死に際しても本人は火葬および北部(トンキン)、中部(安南)、南部(コーチシナ)への分骨を望んでいた。』(wikipedia)
ベトナムの9月は蒸し暑く、滞在中は天気に恵まれたとはいえないものの、
親切な人が多くて、結構面白かったですね。
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